日々のおでかけ記録

町並みや気になった場所の記録

松本市・まるも旅館と珈琲まるも

松本市にある歴史の長いお宿に泊まったときの様子です。その宿は喫茶店も運営されているので、一緒に楽しんできました。

訪問:2024年10月

まるも旅館

松本駅から北東の方向に少し歩いていく。歴史ある建物も残る中町通りを少し北に外れたところに、三階建ての建物が見えてきました。

こちらがこの日お世話になったまるも旅館

創業はギリギリ江戸時代の1868年というのだから驚きです…!

奥の部屋でチェックインを済ませて部屋へ向かいます。

現在の建物は明治21年に建てられたものということですが、建物自体も調度品も年季が入っていてこの空間にいるだけでもありがたいという気持ちになりました。

階段の手すり

自分が泊ったのは二階に上がってすぐの部屋。

一か月半くらい前に電話で予約。一泊素泊まりで6050円でした。ありがたいです。

夕飯がてら駅やお城のほうまで散歩してから戻ってきました。ここは一階の奥のほう。

この後入った風呂は普通の風呂場という感じ。また、二階の洗面台まわりはきれいになっていて快適に過ごせると思います。

お茶菓子でまったり

翌朝。昨夜は暗くてわからなかった窓を開ける。
ちょうど入り口の真上のようです。

昨夜も見た中庭。伝統的というか、和を感じますね~インバウンドの利用が多いというのも納得です。

昨日も見ましたが、やはり一階のこの部屋が特に良いですね!素泊まりなのでわかりませんが、おそらくここが朝食の会場でしょう。
次に泊るときは是非朝食を付けたいです…!

昼間に見てみると、三階建てがすごく大きく見えますね。

各階の窓に備わる手すりや格子もよい味出してます!

珈琲まるも

そのまま併設している喫茶店珈琲まるもへ。
土蔵のような店構えで、丸にモの字の紋がかわいいです。

ちょうど退店する方々がいたので、すぐに座ることができました。この数分後から店の外に列ができ始めたので運が良かった。

松本民芸家具という調度品で統一された店内。机や椅子は使い込まれた風格があって、とても渋かったです。

注文を待っている間も飽きずに過ごすことができますね。

朝の時間帯ということで、モーニングセットを注文しました。

バターのしみたトーストがたまらないですよね~それにサラダもついていて大満足!

伝票にはこのお店と旅館の解説も。
創業は昭和31年と、かなりの老舗だということがわかります…!

柳宗悦さんについては名前を聞いたことがある程度で…勉強になりました。

お店の前を流れる女鳥羽川

ということで、歴史の長い旅館と喫茶店を楽しんできました。

松本は他にも歴史ある建物が多く残っていて、歩くのも楽しかったです!