2022年の1月に、京都府八幡市にあるかつての橋本遊郭へ行ってきました。
その際に外を見るだけだった旅館についに泊まることができました!
様々な見どころがありましたが、まずは一階の芸術的な品の数々を紹介し、次回で宿泊に関するあれこれを書いていこうと思います。
訪問:2025年10月
橋本の町へ

橋本という町は京都府のはしっこにあります。
久しぶりの橋本駅に降り立ち、宿へ。この町には今でも当時の建物が多く残っています。

雨の中たどり着きました。こちらが念願の多津美旅館…!

書いていて気が付きましたが、看板の泊り料金が現在の価格に合わせて書き換えてありますね。1500円の値上がりです(それでも安い)。
中に入ってまず部屋に通してもらいまして、その後一旦出かける前に念願だった物をいろいろと見せていただけました。
玄関・ステンドグラスとアーチ等

玄関に入るとまず出迎えてくれるのがこのステンドグラス!!
女将さんが中の電気をつけてくださいました。
横にある鏡も特徴的なデザインでおもしろいです。

踊る男女の描かれたステンドグラスというのも珍しい。この宿にダンスホールがあった関係でしょうか。
横は神殿の柱のようですし、上部の欄間のような部分のデザインも良いです。
ずっと見たかったものが見られて、中にはいったときから感動していました。

玄関の壁に張られたタイルもまた魅力的。こちらだけでもなかなかのものです。。

さっきから感動しっぱなしですが、まだまだこんなものではありません。
玄関入ってすぐ横にあるこのアーチが何よりも目を引きます。

ここからは翌朝、チェックアウト時の様子を。お見送りしてくださる女将さんとお話ししながらじっくり鑑賞していきました。

かつてはこの奥にあるダンスホールへの入り口だったらしい。
陶器のように見えるアーチに、ステンドグラスのアーチが重なります。
両側の灯りもかわいい。

壁もステンドグラスも良い色合いです。たくさん写真は撮りましたが、それ以上にじっくりと見てしまいました。

つい目立つものばかり見てしまいますが、天井や床も見どころです。
昔から残っているようなデザインの灯りには燕の巣が。
以前は非常口表示の下が開いていて、燕がやってきていたそうです。

そして足元にはタイル画敷き詰められています。
それぞれ色合いや柄が異なり、二つとして同じものが無いように見えます。
少しすり減った様子にも歴史が感じられてとても良い。

タイルが貼られたテーブルは少し新しいものか…?
壁のタイルは床と違って規則的に並べられており、きれいです。
全てではないものの、泰山タイルというタイルが使われているとのことです。現物を見るのは初めてなのでこれも嬉しい。。



昨晩、電気をつけてもらったステンドグラス。自然光に照らされる昼間の様子も素敵ですね。

玄関を上がると客室がある二階への階段。この上の様子はまた次回…
左側は女将さんのいるバックヤード的なお部屋です。
今回はこのまま右奥の部屋へ。上にランプのようなものがあるのが興味深い。

部屋に入ったとたんに目を奪われるステンドグラス…!
三つ並ぶ窓(これもステンドグラスと呼んでいいのでしょうか?)は真ん中のものだけ形が異なっています。
こちらの部屋はかつてはダンスホールで、その後は食堂として使われていたみたい。ちなみに現在は素泊まりのみのようです。

昨夜にも見せていただいていました(本当にご親切に、夜も朝も見せてくださった)
薔薇と思われる花に口づけするほぼ上裸の女性…遊郭らしい艶やかな雰囲気があります。

天井際に並ぶ灯りのカバーも花が描かれています。普通の建物では見かけない、なんとも華やかな雰囲気。

階段の左側に続くドアも色ガラスが入っていてきれいです。
部屋は全体的に現代的な食堂といった雰囲気になっていましたが、こういったところに昔の雰囲気が感じられる。。

すごく見にくくて恐縮ですが、今入ってきたドアも色ガラスではないもののアーチのようなデザインになっています。

外から食堂を見るとこんな感じ。窓の下には石材がありますが、こちらは室内も同じ石材が見えたので石張りではなく本当の石積みでしょう。

室内からはよく見ることのできないステンドグラスもじっくりと。
いろんな形のガラスが組み合わせられていてほんと美しい…
前回来たときはこのように外から眺めるだけだったので、今回宿泊することができて念願叶ったりでした!
今回はここまでにし、泊ったお部屋や宿泊に関することはまた次回載せていこうと思います。
ほぼ4年前に訪れたときの様子↓